すのこベッドは、ロールタイプ以外のおりたたみ型では、そのほとんどが布団干し機能を備えています。
部屋の中で布団干してどーすんだよって声もありますが、部屋干しといえど、干さないのに比べたら、ぜんぜん違います。
日当たりのよい部屋なら、気持ち良い布団乾燥ができるでしょう。
黄砂とか花粉とか放射能が舞い散る屋外に干すよりも、室内に干したほうが安全な時代かもしれません。
2つ折り、4つ折り、6つ折り、それぞれのタイプで、ベッド状態から布団干し状態へと変形させる機能が実現されています。
平らなベッド状態からどうやって立った状態で固定するかを、各社いろいろ考えています。
布テープに木製のコマを貼り付けて、それをストッパーにするもの。
引っかかりの欠き込み作った木をストッパーとして使うもの。
木製のストッパーが巧妙に本体に仕組まれたもの。
いろいろです。
なお、ベッド状態から布団干し状態への変形ですが、まず、敷いてある布団をすのこからどけましょう。
ほとんどのすのこベッドは、布団を敷いたままの状態で布団干し形態に変形させるようには作られていません。
2つ折りタイプなら、やってやれないこともないと思いますが、想定されてないことをやるときは自己責任でお願いします。それに、ふとんを敷いたままだとけっこう重いです。
布団を敷いたままで、いっきに布団干し状態にできれば、画期的ですね。
当会のいうところのすのこベッドではありませんが、中居木工製の木製ベッドなら、スプリングが組み込まれているので、布団をベッドにのせたまま、布団干し状態まで変化させることができるようです。