
Free picture (The failure of asphalt) from https://torange.biz/failure-asphalt-39849
人間にとって失敗とは
人間は失敗を恐れるもの。
でも、失敗を恐れていては、人間の進歩はありません。
でも、失敗は避けたいもの。それが人間のサガであります。
さて。
布団じめじめ状態から脱出したいと思っているあなた。
巷で噂のすのこベッドを導入すれば、フローリングの上に敷いた布団の結露ともオサラバできるとお考えでしょうか。
そうだとするならば、それはちょっと甘すぎるお考えかもしれませんよ、ベイビー。
ここでは、10年近く、ヒマにまかせてすのこベッドを研究してまいりました我々すのこベッド愛好会が、「失敗しないすのこベッドの選び方」をご伝授申し上げます。
絶対に失敗しないすのこベッドの選び方
まず、人生の真実として、
安物買いのゼニ失い
とゆー絶対的事実がございます。
簡単に言えば、安物を買うと損をするということです。
5000円以下のすのこベッドは信じない
世の中には安くても良いものが少なからずあることはありますが、すのこベッドに関して言えば、安くて良いものはありません。
例えば、5000円にも満たない価格のすのこベッドは、中国の工場で作られたもので、その材料は桐の木の枝の部分を継ぎ合わせて板にしたものを強力な漂白剤に漬け込んで白くしたものから作られていると考えても当たらずとも遠からずです。
そのような製品は、とりあえず、物理的に15mmくらいの厚みを持ったスノコですので、フローリングの上にじかに布団を敷くよりも、その15mmのすのこを使ったほうがマシではありますが、その効果がその値段分発揮されるかどうかははなはだ疑問です。
また、低価格のすのこベッドは、得てして強度が低いものが多く、粗大ゴミになるまでの時間を考えると自分の所有物にしてよいのかどうか疑問が生じます。
できるだけ新しく開発されたすのこベッドを選ぶ
すのこベッドは実にマイナーな家具ですが、すのこベッドを開発して販売する企業は、我が国に数十社はあると我々は考えています。
その企業に勤務する企画開発担当者は、日夜ネットを彷徨いながら、他社の動向を探っています。
ここ10年のすのこベッド業界を振り返ると、その進化の状況には目をみはるものがあります。
まず、デザイン的に進化しました。
10年前には、すのこベッドのカテゴリーにある家具が「グッドデザイン賞」をとるとは誰も考えもしなかったわけですが、2019年の現時点で、グッドデザイン賞受賞をほこらしく掲げたすのこベッドの販売ページがいくつか観察されます。
グッドデザイン賞に輝いた「すのこベッドたち」
では、ここで、グッドザイン賞をもらったすのこベッドを見てみましょう。
まずは、「みやび格子」で売り出したこのシリーズ。2018年グッドデザイン賞受賞です。
次に、2017年度のグッドデザイン賞をとったこの製品。高さ125mmのローベッドです。
桐材にこだわりをみせる住宅メーカー、株式会社夢ハウスの製品です。
すのこを支える下枠の構造が秀逸です。残念ながら楽天市場では販売を中止したもようです。
そしてこれ。2018年度グッドデザイン賞受賞の製品です。
桐材でできたすのこベッドです。
2つ折りになって簡単に収納・移動できるので、高級和風旅館での畳の部屋に導入されているようです。
通常は畳の上に布団が敷かれる和風旅館ですが、海外のお客さん、あるいは、腰が悪くてある程度の高さが確保されたベッドでしか寝ることができないお客さんなんかに人気のようです。
デザインだけでなく進化しているすのこベッド
すのこベッドは、折りたたんだり丸めたりしてコンパクトに収納出来る機能を昔からもっていました。
最近では、逆の発想で「すのこ」を1つのパーツと考え、そのすのこパーツを組み合わせてすのこベッドを作ったり、あるいは押し入れの湿気除け用のすのこを作ったりできる製品も登場しています。
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汎用性のある樹脂製すのこパーツでつくる「すのこベッド」
どうでしょう、この製品。 すのこベッドとゆーよりも、すのこベッドとしても使える汎用性のある「樹脂製すのこ」です。 1つのスノコの大きさが、約幅51.7×奥行51.6×高さ7.1cmで設計されています。 ...