ま、次に紹介するベッドも、寸法的な高さがあり過ぎるので、当愛好会が言うところの「すのこベッド」には該当しない製品ですが、数年前からじわじわ売れている高額な木製ベッドです。
もちろん、当愛好会が紹介するベッドですから、すのこが組み込まれています。
しかも桐です。さらに本体も桐でできています。
んで、特筆すべきなのは、すのこの上に「組子」がセットされる構造になっていることなんですな。
こんな感じ。
「組子」っていうのは、細い木を組み合わせたもので、建具の障子とか欄間なんかに使われてるアレです。
この組子ベッドは、敷き布を組子で受けます。
なんでわざわざ組子なんて壊れやすいものを使っているかってゆーと接触面積が減らせるってことらしいです。
確かに、一般的なすのこベッドはすのこといっても布団との接触面積はけっこうあります。
面で受けてるって感じです。
これに対して組子ベッドは「線で受けてる」感がハンパありません。
現在、全国の布団屋さんなんかをとおして、高級なお布団とセットで販売する戦略みたいです。
ホームページやfacebookなどでもしっかりコンテンツが作られていて、開発者のPC好きそうな面もうかがえます。
ベッドの材料は中国桐でしょう。
桐の変色を見越して焼き桐の加工がされています。
けこうなボリュームのサイドレール(?)ですが、フラッシュ構造なので、それほど重くはないでしょう。