折りたたのみのすのこベッドというとチープとゆーかシンプルなものがほとんどですが、今回考察するすのこベッドは違います。
異質といってもいい特異な「すのこベッド」です。
写真をみてください。
まず、この製品の厚み。
５５ｍｍの厚さを誇ります。
この厚みは、日本で販売されているすのこベッドのなかで、最厚クラスです。
しかも、堅牢な木枠構造で、その中にすのこがセットされています。
加えて、本体裏面にはスプリングが仕込まれているカラクリ構造。
スプリングのチカラを利用して、折り畳みや立ち上げに必要な力を軽減しています。
ローラーにフェルトが接着されている気配りも高く評価できます。
これなら床を傷つける可能性もぐっと低くなります。
すのこ部分は、ひのき材で構成され、その周囲をラバーウッド（ゴムの木）の枠で囲んでいます。
さらに、そのラバーウッドの枠の部分はオイルステイン塗装されています。
すのこベッドで塗装処理されている製品はそう多くありません。
塗装するかしないかで製造の手間がまるで異なるからです。
ていねいな処理がいろいろと施されているこのすのこベッドは日本製。
重量が１９キログラムと重いですが、スプリングによる補助があるので、取扱いにはそれほどの腕力は不要です。
製品の構造や仕上げは高く評価できます。
あとは、お値段ですね。
この構造、仕様ならこのお値段は当然と考えますが、すのこベッドにいくらまで払えるかってゆー問題ですね。
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