木製すのこベッドは、その多くが桐材でつくられていますが、ひのき(ヒノキ、檜)を主な材料として作られているすのこベッドもあります。
重さだけで考えた場合、桐の方がヒノキよりも軽いです。
強度で考えるとヒノキの方が強いでしょうが、気にするほどでもありません。
ヒノキの優れた点は、その香り。
針葉樹のいい香りがします。
桐材にも匂いはありますが、中国産の桐材は、ヒノキのように芳香をはなつようなものではありません。
もともとヒノキは日本と台湾にだけ分布すると言われているので、中国本土には生えていません。
中国本土でも「檜(桧)」という漢字を使う植物があるようですが、それは日本のヒノキとはべつの種類の植物です。
安い価格のヒノキのすのこベッドは、材料は間違いなく国産のヒノキですが、製造は中国だったりします。
日本産のヒノキ材をいったん中国へ送って、そこですのこベッドに加工してまた日本に輸入しているってわけですね。
ヒノキ材でできた「すのこベッド」いろいろ
では、実際にヒノキ製のすのこベッドをみてみましょう。
まず、これ。
これは日本産のヒノキを日本国内で加工して作られています。
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材料も国産、製品ももちろん、日本国内で作られています。
ヒノキは、節ありグレードのものが使われています。
高さは40mmを確保。セミダブルなので、重量約13kg。これはけっこう重いです。
次は、ちゃんとした高さのあるベッドが欲しいって方向けの製品。
折りたたみベッド ヒノキすのこベッド ワイドシングル 折畳みベッド 折り畳み 折りたたみベット... |
日本産のヒノキをすのこ部分に使った独自の構造の折り畳みベッドです。強度が必要なフレームの部分はラバーウッド(ゴムの木)を使って日本国内で製造されています。
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日本国産のヒノキ材を使って中国で製造されたロールタイプのすのこベッドです。
中国製ですが、中国のISO9001認定工場で、とても丁寧に作られています。